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Release Note for version 1.0.3
安定版です。バグフィックスと若干の機能強化を行いました。
以前のバージョンとの相違
- kahua.elに、Kahua APIのいくつかのキーワードに対してfont-lockやインデント設定を追加しました。
- kahua.elのカスタマイズ変数kahua-site-bundleの初期値をnilとしました。この値がnilの時、kahua-adminやkahua-shellに-Sオプションを渡さずに起動するようになります。
- COOKIE値がメタ変数HTTP_COOKIEとしてワーカに渡るようになりました。手続きkahua-cookie-refで参照できます。
- kahua.cgi.inとkahua-httpdが、X-Forwarded-Forヘッダを認識するようになりました。メタ変数HTTP_X_FORWARDED_FORとして渡ってくるだけでなく、フィールド値の最左にあるアドレスをメタ変数x-kahua-remote-addrに設定するようになります。なお、メタ変数REMOTE_ADDRについては、これまで同様、接続しているsocketのpeerのアドレスが設定されます。
- インストールされているGaucheのバージョン、スレッドサポートの種類、LinuxにおけるNPTLの有無をconfigureスクリプトがチェックするようになりました。
バグ修正
- キーワード:pass-through代わりに、間違ってシンボルpass-throughを使っていた部分を修正しました。
- スロットオプションに :index :any が指定されている永続オブジェクトの、そのスロットに対するメモリキャッシュが壊れる不具合を修正しました。
- 数値実体参照ノード(&, &: &/)が間違った書式で数値実体参照を生成してしまっていた不具合を修正しました。
- その他細かいバグ修正。
動作条件
- Gauche-0.8.9 以降を推奨(0.8.8でも動きます)
- Gaucheがpthreadをサポートするように構築されていること。
$ gosh -V|grep pthread Gauche scheme interpreter, version 0.8.9 [utf-8,pthreads]
のように表示されればOKです。 - Gauche-0.8.8 には、大きなバグがいくつか存在するので、0.8.9以降の使用を推奨します。
- このバージョンから、configureスクリプトがチェックするようになりました。
注意事項
- 0.8において、efsで追加されたインデックススロットをサポートするための準備として、RDBMSのテーブル構造を変更しました。
0.7以前のリリースバージョンからアップグレードする場合、必ず運用しようとする(新しい)バージョンのKahuaに含まれるkahua-dbutilコマンドでデータベースの変換を行ってください。
% /usr/local/kahua/bin/kahua-dbutil fix mysql:kahua:password:db=test ==Start checking: #<<kahua-db-mysql> "mysql:kahua:password:db=test" (active)>== Checking kahua_db_idcount... FIXED Checking kahua_db_classcount... OK Checking ID column and indexes... FIXED Checking removed flags... OK ==Done==
- NPTL(Native Posix Thread Library)が有効になっていないGNU/Linuxシステム
(たとえば、2.4 系列カーネルの Debian 3.1 sarge)では、Kahuaは動作しません。
2.6系列のカーネルに入れ替えるか、NPTLを組み込んだlibcを使用してください。
NPTLが有効になっているかどうかは、getconf コマンドで調べることができます。
% getconf GNU_LIBPTHREAD_VERSION NPTL 0.60
なお、このバージョンからconfigureスクリプトがこのチェックを行うようになりました。