Kahua Release
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Release Note for version 1.0
Kahua 初の安定版です。
以前のバージョンとの相違
- configureオプションで--with-staticdirオプションを指定しない場合のデフォルト値が/var/wwwから、$(localstatedir)/kahua/static 、つまりワーキングディレクトリ内のstaticというディレクトリに変更されました。
- 部分ページテンプレートをサポートしました。つまり、ページ全体ではなく、一部分をXMLテンプレートを使って生成できます。
- 利便性のために、手続き kahua-login, kahua-logout, kahua-authorized?, kahua-user-add-role!, kahua-user-drop-role! を追加しました。
- マクロ define-basic-element, define-elements をexportしました。タグシンボルが異なるだけの単純なタグ関数を簡単に定義できます。
- 手続き kahua-indexable-object? を追加しました。あるオブジェクトがインデックススロット値として使用可能かどうかを調べます。
- kahua-installでテンプレートファイルをインストールできるようになりました。
- サンプルコードをサイトバンドルにインストールしやすくなりました。
- EmacsのKahuaモードに、kahua-site-bundleカスタマイズ変数を追加しました。kahua-shell、kahua-adminをEmacs内で起動する時に接続するサイトバンドルを指定することができます。
- 各Kahuaコマンドに-c conf-fileや-S /path/to/siteオプションが指定された場合は、環境変数KAHUA_DEFAULT_SITEよりも優先されるようになりました。
- kahua-packageで生成するスケルトンアプリケーションがサイトバンドルやページテンプレートに対応しました。
- その他、ドキュメントを大幅に更新しました。
バグ修正
- script/style要素の中身を実体参照にエスケープしなくなりました。ただし、scriptやCSSの中で文字列リテラル中に </ というシーケンスが現れた場合は、これを <\/ とエスケープします。
- kahua-httpdがリクエスト中のクエリ文字列を二重にuri-decodeしていた不具合を修正しました。
- kahua-package generateで、--creator、--emailオプションが正しく扱われていなかった不具合を修正しました。
- その他、細かいバグフィックス。
動作条件
- Gauche-0.8.8 以降(0.8.8のバグについては後述)
- Gaucheがpthreadをサポートするように構築されていること。
$ gosh -V|grep pthread Gauche scheme interpreter, version 0.8.8 [utf-8,pthreads]
のように表示されればOKです。 - Gauche-0.8.8 には、エラー発生時にメッセージを表示せずに終了してしまうバグがあります。パッチを適用してGaucheをビルドすることを推奨します。
注意事項
- 0.8において、efsで追加されたインデックススロットをサポートするための準備として、RDBMSのテーブル構造を変更しました。
0.7以前のリリースバージョンからアップグレードする場合、必ず運用しようとする(新しい)バージョンのKahuaに含まれるkahua-dbutilコマンドでデータベースの変換を行ってください。
% /usr/local/kahua/bin/kahua-dbutil fix mysql:kahua:password:db=test ==Start checking: #<<kahua-db-mysql> "mysql:kahua:password:db=test" (active)>== Checking kahua_db_idcount... FIXED Checking kahua_db_classcount... OK Checking ID column and indexes... FIXED Checking removed flags... OK ==Done==
- Linux カーネルバージョン 2.4 系列を使っているシステムでは、
NPTL(Native Posix Thread Library)が組込まれていない libc を使っている場合
(たとえば、2.4 系列カーネルの Debian 3.1 sarge)では正しく動作しません。
2.6系列のカーネルに入れ替えるか、NPTLを組み込んだlibcを使用してください。
NPTLが有効かどうかは getconf コマンドで調べることができます。
% getconf GNU_LIBPTHREAD_VERSION NPTL 0.60